1989年(平成元年)から2000年(平成12年)にかけて、長崎県と美津島町により、島山地区の農地の造成と道路の整備が行われ、浅茅パールブリッジの完成によって、島山は国道382号線につながった。
平地12haが造成され、そこを活用するために財団法人 美津島町担い手公社が発足。公社では、堆肥の製造・販売、農作業の受託、農業研修、さまざまなテスト事業が行われ、次代の農業の育成をめざしている。
農作業の受託としては、近年急増してきた休耕地に対州そばを栽培したり、畑を借りて作物を育てたりしている。
テスト事業として、果樹園ではブルーベリー、梅、銀杏が試験栽培され、また現在は終了しているが、対州馬の飼育、地鶏の放牧も行われていた。